インドネシア旅行・出張の際に不安なのが移動手段では無いでしょうか。
日本と違って電車が張り巡らされているわけでも無く、異国の乗り方の分からないバスに乗るのは何があるか分からないから怖い。
タクシーもあるけどアブナイ噂も聞くし・・・
そんな時にオススメなのが配車アプリの利用です。
配車アプリを使えばタクシーより料金が安い。1食分くらい安い。
しかし、インドネシアで使える配車アプリはたくさんある。
どれが使いやすいんだ・・・
どれが一番安いんだ・・・
こんな風に迷ってしまいます。
今回は、インドネシアの旅行や現地生活を快適にするために情報発信を行っている当サイト渾身の「インドネシアで利用できる配車アプリ4選」について書いていきます。
鳥やん(@toriyan_trip)です。
このサイトではインドネシアの魅力を発信していく!
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インドネシアで使える配車アプリは4つ。料金やサービス内容比較表
インドネシアで現在利用できるオススメの配車アプリは4つあります。
Grab、Gojek、InDriver、Maximの4つです。
4つもあるとどれが一番いいのか分かりにくい。
私も数カ月間に渡って色々使ってみて、どれを使うかが定まってきました。
使う人、ニーズに合わせて選ぶべき選択肢が変わってきます。
この記事を読み終わった頃には、読者の皆様が自分に合った配車アプリを見つけられるように、詳しく解説を行っていきます。
まずは料金や決済方法などを簡単に表で確認していきましょう。
Grab、Gojek、InDriver、Maximの機能や決済方法、料金の一覧表
上記4つからどれを使うか選ぶ上で一番気になるのは料金じゃないだろうか。
まずはバイクと4人乗りの車の料金を比較してみよう。
バイク | 4人乗りの車 | |
Grab | Rp19.000 | Rp85.000 |
Gojek | Rp21.500 | Rp43.000 |
InDriver | Rp14.000 | Rp29.000 |
Maxim | Rp15.100 | Rp31.400 |
上記料金はバンドゥンでの比較。
地域によってもドライバー数や料金に違いが出てくるので色々使ってみるのが料金を抑えるコツ。
配車できる車の種類 | 決済方法 | 特徴 | 配車以外の機能 | |
Grab | ①Grab Car(4人) ②Grab Bike(バイク) ③Car XL(6人) ④Car Protect(安全) ⑤Grab Car+(清潔) ⑥Bike XL(デカい) ⑦Bike protect(清潔) | ・OVO※1 ・現金 ・クレジット | 選べる車の車種が多い | ・電子マネー ・光熱費等の支払い ・ゲーム ・医療 ・家事代行等 ・保険 ・デリバリー ・レンタカー |
Gojek | ①Go Car ②Protect+ ③Go Car L ④Go Ride(バイク) ⑤Go BlueBird | ・クレジット ・現金 ・Go Pay ・Go pay Later ・Link Aja ・Jago Packets | 後払いができる。Go Payはコンビニやレストランで使えるので、Gojekアプリを入れておくメリットが大きい。 | ・電子マネー ・光熱費等の支払い ・荷物を送る ・バス ・後払い ・デリバリー |
InDriver | ・四人乗り車 ・セーフティー+ ・バイク | ・現金のみ | 安い。 配車以外のサービスが無いので、シンプルで使いやすい。 | 特になし |
Maxim | ・四人乗り車 ・六人乗り車 ・バイク | ・現金 ・チャージ払い | 安い。 高い金額をオファーすることで優先的に配車が出来る機能あり。 | ・デリバリー ・レンタカー |
※1 OVO…インドネシアで使える電子決済サービス
Grab、Gojek、InDriver、Maximそれぞれの特徴を簡単に解説する。
Grabの特徴:豊富な車の選択肢、安全・衛生OK。決済から宅配まで。
Grabは配車アプリと言いながらもめちゃくちゃ豊富なサービス展開が魅力。
日本で言うところの楽天みたいな感じ。
だからGrabが好きな人は何も考えずGrabを使い続けてもいいレベルだと思ってる。
Grabの詳しい使い方に関しては別の記事で解説する予定。
料金はそこまで安くないです。
一番安いMaximと比較すると2.5倍くらい値段が高いときもある。
Gojekの特徴:安全なブルーバードタクシーの配車が出来る。豊富な決済方法
東南アジアでのトラブルでよくあるのがぼったくりタクシーなど、危険なタクシーではないだろうか。
日本ではしっかりと規制されていてなかなか出会うことはないが、東南アジアではモグリのタクシーに出会いがちだ。
Grabなどの配車アプリも、一般人がドライバーとして登録しているため、超安全とは言い切れない。
そんな不安を抱えている人にオススメなのが、ブルーバードタクシーと言うインドネシア最大手のタクシー会社の利用だ。
Gojekという配車アプリでは、一般ドライバーの車両手配と合わせてこのブルーバードタクシーを配車することができる。
もちろん一般の配車よりも料金が高くなってしまうというデメリットはあるが、ドライバーが捕まらない時に道のタクシーを拾うという危険を犯さずに、安心何千のブルーバードタクシーも利用できるという点が超安心。
また、クレジットカードや現金に加えて4つの電子決済サービスを利用することもできる。
このメリットは現地人向けにはなってくるので旅行者にとっては不要かもしれないけど、現地駐在などなどをされる人なら日本人でも使うことがあるかもしれない。
in Driverは圧倒的な安さが売りの配車特化サービス。
次に紹介するアプリがおそらく一番安価に移動できる配車アプリとなります。
それがin Driverというアプリ。
他のアプリが配車以外にも決済や宅配に対応しているのに対して、こちらのアプリは配車サービスのみの展開となっている。
だから安い。
同じような四人乗りの車を呼んだ場合でもUberと比べて半分以下の価格で配車することができる。
ただし残念な点としては現金払いしか使えない。
留学中に資金不足でガチの現地人暮らしをしている妹が主に利用しているアプリなので安さはガチ。
ひと手間かかるのが許せる人間なら、in Driverを利用すれば相当コストを下げられます。
in Driverの使い方は以下の記事で詳しく解説してる。
Maximは金額オファーで優先配車が可能なアプリ
Maximというアプリもタクシーやバイクの配車に使うアプリ。
業界では後発のサービスで、配車アプリ業界では徐々に勢力を拡大している。
こちらも、これまでのGrabやGojekを大きく下回るサービス料金の安さ。
ほぼInDriverと同じ水準くらい安い。
現地のタクシー会社のアプリについてはコチラの記事で解説しておりますっ。゚(゚’-‘ ゚)゚。
結局、どの配車アプリが一番オススメなの?
結局どのアプリが一番良いんだよ、という声が聞こえてくる頃だ。
元も子もないんだけど、全部のアプリを使い分ける事が大事。
その理由を解説する。
- 配車アプリはその瞬間のドライバーの充足度によって決まる。
- 地域によってもドライバーの多さなどにより料金が変動する。
- アプリによってクーポンの割引が違う。
以上の3つの理由によるところが大きいです。
①時間帯によって、ドライバーの充足度で料金が変わるから
配車アプリでは、ドライバーと乗りたい人の需要と供給のバランスで金額が決まります。
だから、このアプリではいくらだけど、こっちのアプリではこの金額なんだ、という事例が頻発する。
また、ドライバーが捕まらない時も他のアプリを頼るしかない。
この記事ではInDriverが一番安いと紹介をしたんだけど、安くてもドライバーが捕まらないなら意味が無い。
遠くからくるドライバーを待つ時間と、お金を天秤に掛けると、金額の高いアプリを使わないといけない場合もあるだろう。
そんな時の手札として、様々なアプリを入れておく・使えるようにしておく事が大切になる。
②地域によっても価格差がある。
当たり前と思うかもしれないが、地域が変わると金額も変わる。
この地域ならこのアプリが安い、こっちの地域ならこのアプリ・・・みたいになっているときもある。
これも結局、地域によってドライバー数が違うからそうなるんだけど。
③アプリによっては割引クーポンも配信されているから
特にGrabなどに顕著だが、通常の料金は比較的高いものの、配布されるクーポンを利用すれば安く乗れる場合などもある。
普段利用するアプリは値段を安く抑えられるものにしておいて、クーポンが配布された場合や、普段使うアプリでドライバーが捕まらない時に利用するアプリもいくつか使えるようにしておくことをオススメする。
タクシーではなく配車アプリを使うメリット。
インドネシアのタクシー運転手は押しが強い人もたくさん居ます。
その為、勢いに押されて悪質なタクシーを捕まえてしまうリスクが有る。
配車アプリであればインドネシアで安全性の高いブルーバードタクシーも配車出来るし、配車アプリのドライバーはユーザーからのレビューで客数が増減するから良心的なドライバーが多い傾向にある。
その上、配車アプリなら事前にクレジット決済が可能なため、ボッタクリに遭うリスクが無い。
配車アプリを使う時に気をつけるべき事。
安全性が一番気になるところだと思う。危ない目にあってしまっては楽しい旅行が台無しですから。
結論から言うと『ブルーバードタクシー』を呼べるという点においてはGo Jekに軍配が上がります。
タクシー以外の一般ドライバーを呼ぶ場合では、どちらも安全度は変わりません。
良いドライバーも悪いドライバーも居ます。
配車アプリを安全に使うコツは以下です。
- 夜間は利用を避ける
- ドライバーと直接のやり取りはしない
インドネシア人でも、現地在住の日本人でも、特に夜間はGo JekやGrabの一般ドライバーを呼ぶのは避ける傾向にあります。
夜間はブルーバードなど、信頼できるタクシーを呼ぶ。
そもそも夜間になってしまわないように気をつけて生活する必要があります。
また、ドライバーによってはアプリで呼んだ後に「次はここの携帯に電話してな!」などと個人携帯を教えてくるドライバーもいます。
しかし、個人対個人となると金額の正当性も分かりにくく、トラブルの原因となるのでドライバーとは直接やり取りをせず、必ずアプリを通して配車するようにしましょう。
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