今回はインドネシアの治安は良いのか?悪いのか?という話を様々な切り口からお話していきます。
これからインドネシアを観光やビジネスで訪れる人が気をつけるべきところを全て解消することで、用心しつつも余計な不安を取り除けるような内容になっています!
鳥やん(@toriyan_trip)です。
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インドネシアの治安は良い?悪い?
結論から言うと、インドネシアの治安はわるくないです。もちろん、注意するべきこともあります。
外務省海外安全ホームページによるとパプア州以外の全ての州で最低危険度の危険度1(十分注意してください)となってます。
パプア州は独立気質が強く、治安当局等が武装集団に襲撃されるなどの事件が発生しているため不要不急の渡航は推奨されていません。
インドネシアのテロは大丈夫?
インドネシアはイスラム教が86.7%がイスラム教徒であり、一時期はテロ行為が度々起こるなどもありました。
そういった面での安全面はどうなのでしょうか。
大規模なテロ事件は2009年以降無し ただし注意は必要
多数の民間人に被害のある大規模テロはジャカルタ市内ホテル同時爆弾テロが発生した2009年以降は発生していません。
ただし小規模テロに関しては2016年・2017年・2018年に自爆テロが発生しています。
どの事件もISIL(イスラム国)が犯行声明を出しており、やはりイスラム国の動向と連動してテロが起こる可能性は0では無いので十分に注意が必要です。
テロの被害に巻き込まれない為に気をつけること
テロの標的になりやすい警察施設やデパート、市場などの人が密集する場所には行く際は注意が必要です。
少しでも変な空気やざわめきがあった場合は興味をそそられてもその場を離れることをオススメします。
暴動やデモなどの発生は危なくない?
インドネシアでは暴動を伴う大規模なデモも起こることがあり、治安当局がデモ隊へ向けて催涙弾等を使用することもある。
これもテロの場合と同様に、むやみに近づかない事が大切です。
デモ隊や、警察は見た目からだいたい分かるので『ちょっと見に行こう・・・』みたいな気持ちをぐっと堪えて離れる事をオススメします。
インドネシアの犯罪の状況【減少傾向】
海外で観光客が巻き込まれる犯罪として想定されるのが強盗やひったくりや詐欺、そして薬物などではないだろうか。
インドネシアでは年間で起こる犯罪の件数が約26万~39万件です。ちなみに日本では令和元年で74万件。
ここ数年は犯罪件数がどんどん減少している傾向。
インドネシア総合研究所のデータによるとその中で盗難・賭博・薬物・詐欺が85%を占めています。
つまり暴行や殺人など命の危険のある犯罪はそこまで多くないと言うことになります。
観光客が巻き込まれがちな犯罪
盗難はスリ・置き引き・ひったくり
インドネシアの窃盗事件はスリや置き引き・ひったくりなどがメインとなります。
ケツポケットに財布を入れない・スマホは有線イヤホンで繋ぐ・むやみに荷物を置かないなどで防止することができます。
ただし一部では刃物で脅す強盗なども発生しているので道を歩く時は複数人で歩いたり、積極的にタクシーを利用するなどの工夫が必要です。
スキミング(キャッシュカード不正利用)
空港やショッピングモールのATMにカードの情報を読み取る機械と小型カメラを設置して暗証番号を盗みとり、不正に現金を引き出す被害があります。
気が付かないうちに現金を引き出されてしまうので大変危険です。
メインで利用している銀行口座が外国で使えるタイプのキャッシュカードだったとしても、安全の為には海外旅行用の銀行口座を作成するべきです。
より慎重にするなら引き出す都度、本口座から海外旅行用口座へ送金するくらいの事をしてもいいレベルです。
麻薬等の薬物には手を出すな
たまーに、日本人でも外国に行って麻薬をやったりする人が居るんだけど、インドネシアではやめておいた方が良いです。
インドネシアでは外国人であっても麻薬所持で現行犯逮捕、禁固刑、死刑まで課すなど厳しく取り締まっています。
自発的に利用せずとも路上での押し売りや、気が付かず持たされてしまう可能性もあるのでむやみに路上で人からものを買ってはいけません。
また、そういったルートで入手される薬物には何が入っているかも分からないので命の危険すら生じます。
女性のインドネシア一人旅は危険?
治安の悪い国でより危険が多いのが女性。
どうしても男性より力が弱く犯罪の標的になりやすく、性犯罪等にも巻き込まれる可能性があります。
結論、地域を選び、きちんと用心すればインドネシアの女性ひとり旅は危険では無いです。
性的暴行率は高くありません。性犯罪率は日本と比べて30%も低い。
勿論、性犯罪が全くの0というわけでは無いので最低限の注意は必要です。日本よりもほんの少しだけ注意しましょう。
女性がインドネシアで安全に過ごすために気をつけること
いくつか気をつける事を挙げておきます。
- 性犯罪対策には服装と場所選び
- スリは窃盗も避けられる
性犯罪を避けるための服装
ムスリムが86.7%を占めるインドネシア。つまりほとんどの女性がヒジャブで頭まで隠しておりほとんど肌の露出がない。
そんなところに露出が多く、肌の白い外国人が歩いていたらどうでしょう。
変な気を起こす男性が居ないとも限りません。また、一人で歩いている外国人なら狙いやすいと思ってしまう人も居るでしょう。
インドネシアに限った話では無いけどね。゚(゚’-‘ ゚)゚。
なので、無用な露出を減らし、人通りの少ない場所を通行するのは避けましょう。
飲みの場で男性と二人きりになるのもよろしくないです。
スリや窃盗の標的にならないために気をつける服装・警戒感
窃盗が犯罪の45%を占めるインドネシア。
空港やショッピングモールやバス内でスリや窃盗が発生しています。
そのような犯罪を防ぐためには狙われない事が大切です。
現地人が多いショッピングモール等に行くと警備も薄く、盗難が発生します。
そういったところに行く際は高価なものを持っていそうな格好をしない・他人に分かるように警戒心を持つのが大事。
スリはどこに財布をしまったか確認してから犯行に及ぶ人もいるので、すごく盗りにくそうなところにしまったり、スマホはずっと手で握ったり有線のイヤホンを繋いでおくと良い。
そもそもそんなところに行かなければいいじゃんという声もある。
でも現地の人と近い場所を訪れないと分からないこともたくさんあるので最低限の注意をしてどんどん行けば良いと思う。
『あれ?やばいな?』と思った瞬間に逃げる事が出来れば大丈夫。
地域による治安の違い
旅行先が限られている人向けに地域ごとの治安の違いを簡単に解説します。
ジャカルタの治安-チャイナタウンと日本人街は注意-
首都ジャカルタの治安は特別悪いわけでは無いものの、いくつかの地区は注意が必要です。特に夜間。
インドネシアに旅行するならジャカルタというくらい外国人が増えてきた街なので、外国人に対するスリやボッタクリなどが増えているのがジャカルタ。
ジャカルタ歴史博物館などの観光名所が多いコタ地区は安くて美味しいお店が多い一方で、クラブや風俗店が多数ある。
そこでドラッグ売買がされていたりするので警戒心を持っていないと簡単に騙されたり巻き込まれたりしてしまうのでご注意を。
コタ地区は少し主要道路から外れるとスラム街となっているので、夜間に変な近道とかは探さないほうが良いですよ。
日本街であるブロックMもインドネシア観光情報を調べているとよく目にする場所。
旅行者がたくさん居ることが分かっているので、スリやボッタクリ行為が横行している。行くなら人通りの多い昼間のみに限るべきです。
バリ島の治安は良い
バリ島の治安はかなり良いです。
特に外国人観光客が多い中心部では夜10時頃まで人通りも多く、犯罪が起こりにくい環境となっています。
スリやボッタクリはあれども、身の危険をもたらす暴行や殺人は起こっていません。
注意するべきだとすれば繁華街クタ。
クラブやバーが多く、楽しい場所ですが夜間は麻薬売買や知り合った人から睡眠薬強盗を働かれる可能性があります。
日本と同様、知らない人からもらった飲み物には手をつけないほうが良い。
バリ島は天災が少ない
2022年現在日本でもニュース報道がされているされているように、インドネシアは2050年までに首都をジャカルタからバリに移転する計画が為されています。
ジャカルタは雨季になると洪水被害が多く、交通も麻痺してしまうからです。
今後首都の移転が検討されているとすると、気候状態や天災に関してはかなり安全度が高いと言えます。
ジャワ島の治安も似たようなもの
ジャワ島も同じように、外務省海外安全ホームページでは【レベル1】に分類されている。
他の地域と同様にスリや盗難などの軽犯罪に気をつける必要がある。
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